2017年2月17日金曜日

学会取材のランチョンセミナー

学会取材のランチョンセミナー
医学書編集者時代のエピソードです。

医学書編集時代には必ず学会取材をしていました。

ほとんどの学会では昼食時間帯に製薬会社などがスポンサーとなった「ランチョンセミナー」というものが開催されて、会場の入り口で講演の資料とともにお弁当や飲み物が配布されるようになっています。

基本的には学会に参加されている医療関係者の方が整理券などを持って先にお弁当を受け取り、そのあとで整理券のない方が順に受け取って会場に入っていくような流れでした。

私の場合はあくまでプレス取材による参加でしたので、取材本位で先に会場で座ってお弁当なしで空いた時間に近場で済ませるということもありました。

ただ、規模の大きな学会で会場も比較的大きいところで席に余裕のあるところでは、最後の最後に「プレスですけど」と断りを入れて問題なければお弁当をありがたく頂くことにしていました。

そういえば「プレスですけど」と断りを入れた際に、今はなき東芝メディカルさんが一番快くお弁当を差し出していただいたのを思い出しました。

このお弁当がまた豪華な仕出し弁当で、容器も中身も立派なものばかり。

たぶん2、3千円はするものが大半で(なだ万の弁当とか出たのを覚えてます)、非常に恐縮しながらも美味しくいただいてました。

こうした豪華な弁当が大半を占める中、特に印象に残っているのが「内科学会総会」で配布される昼食でした。

当の学術講演では内科系ということで主に「生活習慣病」に関する様々な考察結果が発表されているのですが、そこで出された昼食というのが、なんと

・マクドナルドのダブルバーガー
・セブンイレブンのちょっと高めのおにぎり
・ダイエットコーク・お茶・パウチの野菜ジュースどれか1本

それらをビニール袋に詰めたもので、けっこう衝撃的だったのを覚えています。

そのため、やれ高血圧だの高脂血症だの発表されている中で、ほぼ参加者全員がダブルバーガーを食べているというシュールな光景が展開されていました。