2017年1月19日木曜日

医局とMRさん

医学書編集者時代のエピソード(医局とMRさん)イラスト
医学書編集者時代のエピソードです。

編集者時代、病院の医局で打ち合わせがあるときは、いつもMRさんを見かけました。

担当する医師に声をかけるために、一年中ビシッとしたスーツ姿で長時間「待ち」の状態でいるのは、なかなか大変なことだと思います。

私は打ち合わせの時に、すごくラフな格好で飄々とMRさんの前を通っていましたが、そんな状況でMRさんに挨拶されてしまうと、「ただの編集者ですから、へへへ」と恐縮していました。

もちろん部外者だろうなとMRさんも思っていたでしょうが、営業相手としては非常に気をつかう医師という生き物を相手にするMRさんは、その教育レベルも非常に高く、医局周囲の人は皆関係者かもしれないという前提で挨拶を欠かさないのでしょう。

市販されているMRのための教本がありますが、MRのみならず勉強になる内容で、読んで損はないと思います。

ところで、近年は医局のセキュリティも厳重になって、MRさんも待機場所に困っているような気がします。医学書では書店の外商部が全く入っていけない場合もあると聞きました。これも時代の流れなんでしょうね。